ヘアーサロン テン 元麻布

「ハサミノチカラ」プロジェクト 長編

皆様今晩は!
ううー寒いー
暖房を入れないとサロンも寒くなってきて、乾燥の季節になってきました。
肌と髪のアクアバランスに気をつけていきましょー。
静電気は枝毛の原因となりますので、髪が濡れている間に、まずは毛先にヘアークリームを一度塗ってから、そして全体にもう一回、二度塗りしていきましょー。

11月12日から14日まで「ハサミノチカラ」プロジェクトに参加し、フィリピンの子供達を中心にカットをして参りました。
「横田 宗さん」が代表を勤める「NPO法人Action」の活動の一貫です。

代表的な活動に、お菓子の袋からできたエコアイテム『ecomismo
フィリピンのお母さんたちが、ひとつずつココロを込めて作ったアイテムです。
リンクをはってあるので『』内のecomismoをクリックしてご覧になって下さい。
かなり可愛いアイテムです。

参加一日目は、フィリピンの貧困層のご家庭にホームステイ。
とはいってもスラムとは違うので、戦後の日本の様な大家族の暖かいご家庭にお邪魔しました。
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お父さんに散歩に誘われた時に撮った、近所の風景。
のどかだけど、考え深いものがありました。
しかし、緩やかな良い風が吹いてて気持ちよかったです。(今が夏期に入りたての、一番涼しい時期でした。)

散歩をしていると、カメラに反応した子供達。
とても無邪気で、放課後をenjoyしていました。facebookを皆やっているようでupする約束をしました。
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とにかく子供が日本より圧倒的に多い印象でした。
いい笑顔でしょ。
床屋さんを発見!
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出来るスタイルは、かなりハイウエストのツーブロックとスポーツ刈りの2 スタイルだそうです。
1時間程たっぷり散歩をしてくれたので、近辺の状況を把握できました。
金銭面は豊ではありませんが、今の日本にはない暖かさを感じる事ができた時間です。
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少し緊張の家庭料理。
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写りが悪いですが、3品も作ってくれました。
チキンのショウガ煮込み、豚肉を揚げた物、サカナの揚げ物(ガーリックソースをかけて)
お母さんが料理好きで、お味は全く問題無く、完食してしまいました。
他のメンバーの仲には、無理だった人もいたようでしたが、私とルームメイトの北原さんは、マジ食いしてまいました。
お酒は無しです。
「ハサミノチカラ」プロジェクトは3年目なのですが、ホームステイは初めての企画で、
内部の知った上でカットに入る事に意味があると、横田さんの計らいで実現した事です。
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Tenオリジナルバンダナをプレゼント。
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夕食後に各家庭に散ったメンバーとホストファミリーとの懇親会。
後に自宅時帰り、お父さんとお母さんと片言の英語で1時間以上、色々話をしました。
「なんであなたはフィリピンに来ようと思ったの?」とか、フィリピンの現状、家族の事、
真剣に伝えようとすれば通じるし、聞こうとすれば理解出来るものですね。
お父さんの不意にみせる悲しい顔がきになりました。
私の顔のむくみも気になりますが。。。(笑)

蚊に悩まされた夜を明け、お別れの一枚。(虫除けを持っていない二人大変な夜になりました。騒がしく大笑いの夜でした。)
お世話になりました。また必ずカットしに来ます!
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二日目突入
Actionの事務所に自転車タクシーで急いで移動、朝の7時。
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ホストファミリーのお母さんとメンバー!
お揃いの「ハサミノチカラ」Tシャツを作って頂き、着ていざ出陣です。

最初に向かったのは「盲目学校」です。
マニラの事務所から車で3時間の所にあります。
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皆やりたい髪型がしっかりあって、耳が聞こえない子は日本から持って行った
ヘアーカタログを見ながらコンサルテーション、目が見えない子は言葉でなんとか
理解して好みの髪型に!
一人3人づつ程カットしました。
子供達は切られてる仲間を見たり感じて、大はしゃぎ、
私達も嬉しくて仕方がなかったです。
しかし、髪にシラミが沢山いる子もいて可哀想でした。
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髪を切るとスッキリします。
何処の国でも一緒。目が見えなくても感じてくれてる。解ってくれてました。
飛び跳ねて喜んでくれてました。
感動!

髪だけを切り落としてる様に思えないんです。
髪を切ると言う仕事の意味をまた深く感じる事が出来ました。
ありがとう!

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そして、次は山の上にある小学校に、車で更に1時間の移動。
田舎なので女の子は美容院のある町まではなかなか行く事ができないので、子供達は期待大!
(床屋さんはあるようなのですが)
なんと、100人の生徒を切りました!
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ステージはここ!目の前には、あの風景です!
最高な野外カットです。
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皆髪質が良くって、凄く可愛くなります。
人のを見て、どの人がいいかしっかりチョックしている様でしたが、
どのスタイリストをとってもサロンオーナーばかり夢の共演です。
2時間ぶっ続けで一人平均9人カットしました。
正直ハードでしたが、子供達の期待している瞳に対して、答えてあげたい一心でした。
こんな感覚も初めてでした。
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私達が真剣にカットしている姿勢、カットされて感じたこと、出来上がったスタイルを観て、
美容師になりたい!学びたい!って
思ってくれた子供達が一人でも多くいたら嬉しいです!
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凄くお気に入りの写真です。

そして、本日最後!
代表の横田さん(36歳辰年)が17歳の時に単身で訪れてからずっとお世話をしている
孤児院に向かいました。
着いて早速、子供達と夕食。
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そしてカット
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男の子の間では「フィッシュカット」って彼らは言ってましたが、いわいる「ソフトモヒカン」
が大流行りで、何故かと思ったら、代表の横田さんの髪型の真似をしたい様で、それまた可愛く
感じました。
ちなみに横田さんは極真空手の黒帯をお持ちで、子供達を指導していて空手の先輩だから
子供達に「先輩」と呼ばれていて
カットのオーダーは「Senpai same!」でした。
無邪気!
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26人の孤児達が共同生活しています。
子供たち、家庭の様々な理由で孤児院で生活している訳ですが、
横田さんは私達に、貧しくてもお父さんお母さんがしっかり居て生活している
愛情のある家庭をホームステイで視てもらい、そして普通の家庭の小学生に触れてもらい(山の上の学校)、そして最後に孤児院の子供達と触れる事で違いを感じてもらいたかった様です。
なんの違いか、、、
あまえたくても両親にあまえられない、もちろん孤児院の大人のスタッフから沢山の愛情をかけられているけれど、普通の子供より大人からの愛情を受けていない事で、変に大人びていて素直に愛情を受け取れなかったり、独占してしまったり、いたづらして気を引いたり、目つきが鋭かったり。
確かな違いを私は感じてしまいました。
でも同じ子供。
孤児院を卒業していく18歳までに無償愛を沢山感じて独立して行くのですが、
小さい子供達はまだまだな感じでした。
当たり前の親からの愛情、親戚や町内会の大人達からの愛情沢山の愛を受けて自分たちは育ってきてるのだと、本当に恵まれているなと。
この「ハサミノチカラ」プロジェクトに参加した事で、彼らと出会った事で
改めて感じられている事に深く感謝しました。
だから、私が受けてきた愛情の形を彼らにも味わってもらいたいと心から思ったんです。
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帰国する朝、この三人とじゃれて遊んでいると
「今日、日本に帰るの?」
って寂しそうな恥ずかしそうな瞳で言われて、でも「また着てね。」とは言われませんでした。
きっと言っても、二度目に会える確率が少ないからだと思いました。
なんか、自分が思わせぶりなような事をしている様に感じて、、、
そう思わせない様にしてあげたい、だからまた来ようと思いました。

髪をカットする事で喜んでもらうこと、様々な職業がある事を知ってもらう事、もちろん大切な事なんだけど、
今回解った事は、なによりも「愛情」なんだと、それを味あわないとどんな職業も出来ないって
事でした。
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最高なメンバーと3日間過ごせた事に感謝です。
ありがとうございました!
良い経験ができました。

以上です。
長い文章を読んで頂きありがとうございました!
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by hairsalon-ten | 2012-11-16 02:47 | blog